白血病について About the leukemia |
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僕が罹ってしまった「白血病」はどのような病気なのか? 白血病は血液のガンということは知られていますが… 血液にガンができるのかい? どこどこ? いったい血液ってなんだろう? (血だろうって?そうだよね…笑) 血液は 赤血球と白血球と血小板の血球成分と 血漿と呼ばれる液体からなっていて 血液の量は体重の13分の1 (体重が66キロの僕には5リットル)あるそうです 血液である赤血球と白血球と血小板は 元を正せば全て造血幹細胞からできています 造血幹細胞の特徴は 多分化能 (多くの種類の血球に成長できる能力)と 自己複製能 (自分と同じ細胞をつくる能力)があるので 造血幹細胞は多能性幹細胞とも呼ばれます 成人の骨髄(骨中の造血が行われるところ)には 約1兆個の細胞があり 一日に2千億個の赤血球 1千億個の白血球(7百億個の好中球) 4千億個の血小板を含む成熟した血球が作られ また一方で破壊されています 血球の寿命は赤血球が約120日 白血球中の顆粒球は約6〜8時間 血小板は約7〜10日間 白血球中のリンパ球はかなり長い (数年)ものも存在すると考えられています ご存知の通り、赤血球は酸素運搬の役割をします 血小板は止血する役割 んじゃ 白血球はどんな働きをするの? ちょっと詳しく書いてみましょう…φ(..) 白血球には 顆粒球と単球とリンパ球があり 顆粒球はさらに好中球、好酸球、好塩基球に分けられます 好中球は細菌感染に対する生体の防御機構に 好酸球は生体防御機構に参加するとともに炎症などの悪循環を断ち切り 制御する働きをもつ一方、炎症を助長したりする事もあります。 また寄生虫に対する殺菌能もあります 好塩基球は生体内でのアレルギー反応の中心的役割を演じている白血球です 単球は異物粒子を取り込むことや殺菌作用を持っています リンパ球はTリンパ球とBリンパ球があり、 細胞性免疫と液性免疫を維持する上で重要な働きをしています そして、これらのリンパ球とは別に NK細胞という細胞群が末梢血や脾臓中にあり ウイルス感染症の排除やガン細胞の発生・増殖を 阻止する機能があると考えらてれいます で、白血病って、な〜に? 骨髄にある造血幹細胞が増える過程で各種の血液細胞が作られますが この造血幹細胞が育っていく段階のどこかでガン化が起こると 白血病になるのです(イヤッ!) ガン化した血液細胞=白血病細胞は無制限に増殖して、 いろんな臓器へ浸入し、正常な造血組織を圧迫して、 正常な白血球・赤血球・血小板が作られるのを阻害するので 白血病は血液細胞のガンなのです ほな、、白血病の種類は? 白血病は病状の経過から急性白血病と慢性白血病に分けられ 白血病細胞の由来する血球細胞により 骨髄性とリンパ性に分けられます。 白血病の分類
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では、、急性白血病とは? 急性白血病は何らかの原因によって 未熟な血液細胞が腫瘍化する病気です 原因はなに? 不明です (はよ、解明してくれ〜!) しかし、 放射線の大量被曝、一部の抗がん剤投与で二次性に白血病発症があります 食生活による影響と耳にする事もありますが明らかではありません そして 白血病は決して遺伝するものではありません |